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​東京農工大学馬術部後援会

施設紹介

現在の施設は、2004年(平成16年)に新しく建設されたものです。厩舎は木造で天井が高く設置されていることから、換気に優れた施設となっています。厩舎内部は、対面式18馬房(3m×3m)となっており、それぞれの馬房外側にはサンシャインパドックを併設されているなど、馬がリラックスできるよう配慮した構造となっています。厩舎内には馬の検査や治療を実施するための枠場を備え、厩舎の外には手入れを行うための5頭分の蹄洗場が設置されています。また、本学馬術部の馬は、共同獣医学科の学生の臨床実習等にも活用され、本学の人材養成や獣医学研究にも貢献しています。厩舎の2階は馬術部員のミーティング、更衣や夜間監視を行うための部室(4室)となっており、シャワーやトイレなどが設置されています。

人馬の騎乗練習や調教を行うための施設として、角馬場(45m×75m)と調馬索調教を行うための円馬場(直径12m)があります。馬場の素材は、クッションとグリップ性に優れた全天候型の馬術競技用砂が採用されています。また、馬場柵には衝撃の吸収性に優れたフランス製の柵を使用し、人馬の安全に配慮しています。さらに、冬期の薄暗い早朝でも騎乗練習ができるよう、照明も設けてあります。

馬場の横には2階建ての馬科学教育研究センターがあります。このセンター内には、これまで本学共同獣医学科で使用してきた馬関連標本や学術書を展示しています。また、本学で主催する馬術大会においては、審判棟としても活用されています。建物はバリアフリーに設計されており、1階には福祉用トイレも設置しています。

ポニー用の厩舎もあります。現在は3頭のアメリカンミニホースを繫養しており、地域住民とのふれあい活動やポニー馬車などで活躍しています。また、アメリカンミニホースの繁殖も行っています。

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